一昨日、夜も遅くにブログをアップしようとしたら、
日付を跨いでおり、メンテナンスの為サービスが
休止しており、送れずで又消去。
コンクール前の一年生、二年生一人づつの伴奏合わせの
レッスン。大体仕上がってはいたが、イージーミスだけ
は気を付けるように。
昨日は弟子の「しも」とその生徒(私に取っては孫弟子
になる)と三人で隣県の片田舎へ「バポラク」と小菅優
のデュオリサイタルを聴きに行ってきた。
バポラクは益々成長していてただ上手かった以前と比べ
音楽的には円熟味さえ感じられた。
小菅優のピアノは3曲ともショパンで、出来ればベートー
ヴェンやシューベルトを聴きたかったのだが、残念。
かなりのテクニシャンであるのは判るが、時として右手の
音のバランスがドキッとするほど乱れるのは何故だろうか。
バポラクの音はテンションが掛かった高音域よりも真ん中
のCから下1オクターブの間の音が素晴らしく美しかった。
会場の前後左右どちらから見てもど真ん中の席で聞いていた
のだが、ホルンもピアノも(特にピアノ)雑音がかなり気に
なった。多目的ホールでは無理もないことなのだろうが、
反響板の角度やステージ床に何らかの工夫を施せばもう少し
彼等本来の音を楽しめたのではないかと思う。
それにしても世界的奏者二人を呼んでコンサートを開催する
この街の芸術に対する姿勢には頭が下がる思い。
何年も前になるが「レ・ヴァン・フランセ」のコンサートも
このホールに聴きに来た事があるが、あの聴衆の少なさでは
チケットの売上はたかが知れている。市や街の財政負担に
なっているのだろうと思うが、このご時世にこう言う文化事業
を敢行する事に拍手。
今日は今から会食へ。