午前中はドシャ降り。
晴れていれば庭仕事の続きをしたかったのだが。
溜まった段ボールやゴミ出しをして少しだけすっきり。
花川のアイちゃんにお借りしている福井の蕎麦屋を
特集した「そばびと」と云う本の中から今日は芦原の
一店をチョイス。
荒天の中を蕎麦を求めて福井県へ。
北潟湖畔の寂しい処に在る「一滴庵」と云う店。
昼時だと云うのに客は私一人。ちょっと不安になったが
取り敢えず「もり蕎麦」を注文。初めて入った店では必ず
まず「もり蕎麦」。
蕎麦は美味しかったが、もり蕎麦の上に直接山葵とネギ
が載って来たのには驚いた。残念ながら配慮に欠ける。
始めの一口にネギの匂いが付いてしまっていて興醒め。
しかし蕎麦はしっかり味も香りも在り美味しかったので
直ぐに次を注文。
柚子風味の釜揚げ蕎麦、此れは実に美味しかった。
塩出汁のおろし汁につけて食べるのだが今までに食べた
事の無い味。
冬でも冷たい蕎麦が基本で、花川の「岩海苔蕎麦」だけが
例外の温かい蕎麦だったのに、此れはハマったかも....
難点を一つ上げるなら、女将の愛想が無い。
しかし又一軒行く店が増えた。