ソロのコンクールに出る事になった子のレッスンは楽しい。受験とは違い、
もっとずっと音楽を楽しく感じられる。数曲用意しなくてはならないのだが、
レパートリーの多い子なので新しく練習しなくてはならないのは一曲だけで
済みそう。
吹奏楽のコンクールもあるので個人の練習時間がきちんと取れるのかが
気がかりだが。
夜は市民バンドの木管分奏。第一コミュニティーの駐車場が車で一杯、
選挙を前にして、講演会でもあるのかと思ったが、今日は地域の文化系
サークルの集まる日だったらしく、館内は謡いやら長唄やら、民謡まで音が
充満。そこに木管分奏の音が入り込み、もし第三者が聞いたら耐えられな
かっただろう。
ピッコロに、この春卒業した〇谷が初めて参加。久し振りに話をした。
卒業して数ヶ月だが親元を離れて生活しているので、高校生の時よりずっと
大人っぽくなっていてちょっとドキドキしてしまった。
可児市バラ園のお気に入りバラ。
音楽史の授業で今日はシューベルトだったので「即興曲」作品90の2番を
4人のソロで聞き比べをして、生徒達に感想を聞いてみた。
4人の内、女性奏者(リリー・クラウス)が一人だけ居る事をあらかじめ教えて
おいてから4枚のCDを順に聞かせ、どの演奏が女性なのか当てさせてみた。
言い当てたのは一人だけだった(偶然当てずっぽうだったかもしれないが)。
大半はラドゥ・ルプーの演奏を女性的だと指摘した。確かに聞かせた4人の
中では一番穏やかで優しい響きだ。やはり、優しさ=女性的と云う認識を
女子生徒達は持っているのだ。正解者はほぼ居なかったがなんだがちょっと
ほっとしたのも事実。
で、今夜のMusik、Schubert:Impromptus Op.90
Rado Rupu のピアノで。