BS2で「プラトーン」を観た。
ベトナム戦争が終ってもう随分と月日が経つ。高校一年生の時の文化祭で
私のクラスは朝日新聞社からベトナム戦争のパネル写真を沢山借りてきて
教室のかべに掛けて、高校生ながらベトナム戦争の意味を皆で考えようと
張り切っていたのを思い出す。評判は芳しくなく、我々の教室を訪れてくれる
人も極僅かではあったが。
あの戦争以降アメリカの信頼はゆっくりではあるが徐々に薄れて行く。
ただアメリカのエライのは自らを告発する力を常に持っている事だろう。
これや、「地獄の黙示録」などを観ると気持ちが暗くなる。同世代の若者達
が沢山死んでいった事、あの戦争の最中にノホホンと暮らしていた自分。
自己嫌悪や人間に対する不信感が増すばかり。一年に一度位はこんな
気持ちになる。おまけに今日は一日中何故かテンションが低かったので
余計に堪える。
観なければよかったかな。
明日はレッスン3連発。今日もお借りしている楽器に慣れようと、スタッカート、
レガートでスケールを沢山。5度4度とオクターブの跳躍等。
出したい音のイメージからは程遠い音しか出ず。本当に本番で使えるのか、
かなり不安。
今夜のMusique、Gabriel Faure:Requiem
Michel Plasson/Orchestre du Capitole de Toulouse