今日は甚ノ助ヒュッテまでと決めて白山に紅葉を見に行ってきた。
8時50分別当出合を出発。本当に雲一つ無い快晴。
出発時の気温は9度で肌寒かったが歩き始めると直ぐに体温も
上がり、上に着ていたシャツを一枚脱ぐ。
紅葉は真っ盛り。
平日故、山は静か。こうでなきゃ。
甚ノ助ヒュッテに二時間十五分で到着。
が、大問題が。水が無い。
水場の蛇口が外してあるしトイレも水が無い。中飯場にも甚ノ助の
水場が使えないと云う案内は無かったしインフォメーションの悪さ
に呆れる。
私たちより先に着いていたご夫婦も何か調理する予定で登って来た
のに頼みにしていた水場が使えなくなっていて奥さんの方は半泣き。
ご主人の方も途中にも登山口にも案内が全く無かった事にかなり怒っ
ている様子。「しょうがないので下山します」と言って下っていった。
私たちも恒例のウドン鍋の予定で来たのでかなりがっかり。
仕方ないので持って来たおにぎりとゆで卵だけで済まそうと思って
いたら、上から下ってきた単独行の若い男性が、「もう降りますので
荷物も軽くなりますし、この水使って下さい」とペットボトル一本
の水を差し出してくれた。地獄に仏、感謝の気持ちをどう表したら
良いのか判らなくなった。
お陰で美味しい「キムチ鍋うどん」が食べられた。
一度は諦めた温かい食事、気温も低く天気は快晴と言う一番好きな
シチュエイション、美味さは格別。
一時間ほどのんびりして下山。
下りは二時間ちょっと。
なんと!今回も膝はOK。スパッツのせいもあるとは思うが、歩き方を
基本的に変えたことが大きな要因だと思う。ただ以前のように早く
歩く事が出来ない。今回も痛みが無いのでつい早く歩き出したら
直ぐに左膝に妙な感覚が。歩き方に神経を使うのはバカらしいが
痛みが無ければ次回は「観光新道」を下ってみようかな、なんて
思ってしまったほど。
週末は山ガールデビューを連れて又山へ。