昨日に続き確定申告書の作成。やっと終った、計算だけが。
後はもう一度計算が合っているか女房にチェックしてもらい、清書。
取り掛かってしまえばそんな物なのだが、毎年なんとなく後回しにしたくなる。
今日のレッスン、一人は、何か食べている時に右の頬肉を思い切り咬んでしまい、
楽器を吹くと傷が歯に当たり痛くてまともに吹けない。で代わりに私が説明しながら
沢山吹くはめに。
もう一人はタンギングの種類を認識させるため、これまた沢山吹く事に。バテた。
因みに曲はMozartの4番。
夕方から恒例の散歩。今日も1時間40分のロング。天気も良く、気温も高くて
空気は完全に春の匂い。明日は残念ながら天気は下り坂で午後から雨との事。
当たればだが・・・
今夜のMusique 、ジャン・ドヴェミー(恥ずかしながらスペルが判らない)で
Villanelle フランス人がフランス物を演奏しているのだから、一番これが自然
なのだろうとは思うが、初めて耳にした衝撃は説明し難い。音は兎も角、演奏
そのもの(音楽)が理解の範疇を超えている。ホルンを始めて最初の数年は
ブレインで育ち、ザイフェルトやヴェルガーの演奏に憧れ、チェンバースや
クレベンジャーにも浮気して、フランスのコルを全く認識せずに歳を取ってしまった
身にはホルンの演奏としての批評は出来ない。コルとホルンは似て非なる、
と言うか全く違う楽器、としか言えない。同じヨーロッパで地続きの国であるのに、
ドイツとチェコ、或いはドイツとラテン語族のイタリアとの違いどころの騒ぎではない。
このどこよりも強い独自性を確立し、そしてまたそれを継続していく信念と誇り、
美意識。羨ましいなぁ。
私が現役の演奏家を引退するに及んで悩みに悩んだ問題に又巡り会ったようだ。