今夜は1960年代に。中学3年生の時に初めて聞いて、その後高校2年の冬
までハマリまくったPPM=Peter,Paul & Maryをずっと聴いている。
先日、何気なく点けていたBSからちらっと聞こえて来たのがPPM。これまた
懐かしい思い出が一杯だ。レコードが本当に擦り切れる程繰り返し聴いて
コードやギターのフィンガリング、トリオのそれぞれのパートをコピーして、友人と
猛練習して文化祭で歌ったりしたものだ。当時はレコードだったしカセットテープ
すらまだ無かった時代。楽譜もまだ出版されていなかったのでコピーするのに
かなり苦労した事を覚えている。姉の友人が当時アマチュアとしては結構有名な
「PPM followers」と云う名でPPMのコピーバンドとして活躍していたし、当時の
私のガールフレンドの友人達も「a Lass & Lads」と云う名前で同じくPPMの
コピーバンドでラジオやライヴで活躍していた。因みに姉は「PPM followers」の
ポールのパートを担当していた男と結婚してしまった。
いや~、私の青春時代前半がギュッと詰まっている。当時高校生は皆ギターを
抱えて、方やフォークソング派、一方エレキバンド(ベンチャーズ等)派に分かれて
それぞれしのぎを削っていた。私たちも「Honey of Folk」などと云う鳥肌の立つ
ような名前を付けて演奏していた。音が全く残っていないのが実に悔やまれる。
もっとCDを揃えよう。
今日のバラ。「ボーダーローズ」、一輪だけ健気に返り咲いていた。やはり真夏の
暑さはバラには厳しいようだ。